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オーレオリン,コバルト黄,Aureolin,Aureoline

亜硝酸第二コバルト加里 CoK3(NO2)6・H2O

錯化合物でコバルト・カリの亜硝酸塩。1848年製法発明。1861年、絵具として出回る。

彩度の高い美しい黄色味。隠蔽力、着色力は弱い。耐光・空気。

強酸・強アルカリにはやや不安定。高価である。

黄色絵具中、唯一の透明色である。耐久性もある。

混色は基本的にどの色とも可能だが、ただし、ウルトラマリンブルー、アリザリンレーキ系との混色は、変色・退色の恐れ有るため注意。

油絵具の中に、やや赤みの物と黄色みの物がある。