原料
- カイガラムシ(ラックムシ)の樹脂性分泌物
- インド、ビルマ、タイが原産地
特性
- 最良質のものは粒が大きい、別名シードラックという
- 融点・・・115度〜120度
- テレピン、ペトロール、エーテル、ベンゼン、アセトンには部分溶解
- アルコールに溶解
用途
- フィクサチーフ用の樹脂
- 画用のワニスとしては用いられていない
- 木材累のワニスとして
画像はWikipediaより
原料
特性
用途
修復用として
原料
各種の松の木(松脂)から照れピンを取り、残った残留物(樹脂分)
特性
原料
針葉樹のコテノガシワ属(糸杉の一種)の樹皮より得る(モロッコ、アルジェリア地方)
特性
ニスの特性
平均的硬質樹脂・・・約360度
平均的軟質樹脂・・・約100度〜250度
ニスを作る場合融けた樹脂へ油、溶剤(揮発油)を加えていく。熱いうちに混入する。
真空状態で樹脂を溶かす
利点・・・樹脂の変質(色味)、量の変化がない
樹脂類を熱融すると、色が付きやすく黒ずむ(焦げ色)
軟質樹脂は熱融がたやすいが、特にグラシー用ニス、仕上げ用ニスはテレピン、ペトロール等の揮発製油での常温放置による熔解が透明な澄んだニスを作ることが出来る。